短期間でTOEIC を飛躍的に伸ばしたい人「短期間でTOEICの点数を伸ばす方法ないかなあ、、、TOEICで高得点をとって意味あるのかなあ、、、TOEIC800超えたら英語って話せるのかなあ、、、」
そういった悩みを解決します。
本記事の内容
- 3ヶ月でTOEICの点数を250点伸ばすのに必要なたった1つの方法
- 僕がTOEICの点数が良くて得したこと
- TOEICの点数800点あれば英語が喋れるのか【僕の主観】
僕が大学院生時代、就職活動前にTOEICの点数を伸ばさないといけなくて、3ヶ月で555点から795点に伸ばした時の勉強法をお伝えしようと思っています。
TOEICの点数が400点なかった友達にこの方法を教えたところ、3ヶ月で580点まで点数を伸ばしていたので、全然英語力のない人にもおすすめの方法です。
ただし、就職活動が終わって1年以上英語の勉強をしなかったら、695点まで点数が下がったので、長期的に伸ばしたい人は見ないでください。
3ヶ月でTOEICの点数を250点伸ばすのに必要なたった1つの方法
結論から言うと、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(通称:金フレ)」と言う単語帳をただひたすらやりましょう。
なぜなら、この金フレはTOEICに最頻出の単語が凝縮されており、TOEICに必要な「リーディング力」と「リスニング力」が伸びるからです。
金フレはこいつです。
※3ヶ月間毎日持ち歩いてたので、ボロボロです。汚くてすみません。
僕が持っているTOEICの対策本は、この「金フレ」と「模擬試験が2回解ける本」の2冊しかありません。
この2冊で十分です。
「いやいや単語覚えただけでリスニングできるようにならないでしょ」
と言う人もいるかもです。
しかし、金フレならリスニングもできるようになります。
なぜなら、金フレには単語だけじゃなくて「フレーズ」が載っているのですが、そのフレーズがそのままリスニングの問題で出てくるからです。
さらに単語を極めると
- 単語を覚える
↓ - 単語を覚えることで英文が読めるようになる
↓ - さらに単語を覚え続ける(極める)と、英単語が日本語に訳さなくても英語のまま意味がわかる
↓ - 英語を聞き取った時に瞬時に英語として理解できる。
※しかも読むスピードも早いのでリスニングの選択肢の問題に目を通すことができ、リスニングの手助けになる。
と言った感じで、リーディングもリスニングも伸びます。
正直TOEICで点数が取れない人は、単語の意味がわかっていない人(わかった気になっている人)が多いと思います。単語は瞬時に意味がわからないと意味がないです。
なので、金フレを使って単語を極めましょう!
それでは僕が実際に行った勉強法をお伝えしていきます。
効果的な金フレの使い方
最初の1ヶ月
「600点レベル」と言う章と「パート1重要語100」と言う章を最低、起きた後、昼休み、寝る前の3回全てに目を通す。
ここで大事なのは、全て(全部で500単語)に目を通すことです。
1番ダメなのは、今日50個覚えて、明日50個覚えてって言う感じで、ちょっとずつ単語を覚えていくことです。
エビングハウスの忘却曲線を見たことある人はわかると思いますが、人間の記憶は次の日には30%ぐらいしか覚えていません。なので、ちょっとずつ覚えるのは非効率です。
僕自身、短期記憶がすごく苦手で、単語を覚えることはめちゃくちゃ苦手です。
ただ、僕が幾度となく勉強してきた中で言えることが1つあって、それは、「全く知らない単語」を覚えることは絶対できないけど、「なんとなく聞いたことある単語」なら覚えることができるです。
そのため、毎日毎日知らない単語でも、大変でも、きつくても、目に入れて、「全く知らない単語」を、「なんとなく聞いたことある単語」に変換していく作業が必要なのです。
この時、音源も聴きながら英単語を音でも覚えていきましょう。
音源は無料でHPからダウンロードできます。おすすめは、テキストを見ながら、声に出しながら、2倍速で聞いていくことです。
2ヶ月目
一ヶ月も経つと、600点レベルの単語はなんとなく覚えてきています。なので、「730点レベル」の章の単語も追加しましょう。
大変ですが、毎日続けます。
僕は朝起きた後と寝る前は音源を2倍で聴きながら覚えていましたが、「730点レベル」の章(300個)を入れても、1週するのに35分ぐらいで全て聴き終わったと思います。
頭に単語を刷り込んでいきましょう。
3ヶ月目
最後「860点レベル」の章(200個+多義語+定型表現)も覚えていきます。
「990点レベル」の章(100個)は時間の都合で、僕はやっていません。そのためこれが最後に覚える単語です。
ただ、実は僕、この「860点レベル」の単語と多義語と定型表現を完璧に覚えることができませんでした。
ここを覚える時間があれば、もうちょっと点数取れたんじゃないかと思っています。
また、最後の月なので、僕はテストに向けて最終調整に入りました。
ここで、単語を覚えることは続けながら、模擬試験を2回分ときました。ここで本番の時間配分や、自分が苦手なところをできる限り補完しました。
ちなみにこいつです。本番のテスト形式の問題集ならなんでも大丈夫です。テストに慣れるために問題を解くので!
※あんまり使わなかったんできれいですね笑
これが僕が行った全てのことです。難しいことは何一つしてません。
繰り返しになりますが、「金フレを3ヶ月毎日みること」が大切です。
短期間で一気に点数を上げて、テストが終わった後はパーっと遊びましょう!
TOEICの点数が良くて得したこと
僕がTOEICの点数が良くて得したこと、3つあるので紹介します。TOEICの勉強のモチベーションにしてもらえればと思います。
就職活動で困らなかった
ある程度の点数を持っていると、日系の大手だと別にアピールに入れてなくてもエントリーシートを見て、「英語が得意なんだね!」みたいな感じで好印象になります。
特におじさん世代の人たちは英語を全く勉強していない人もいるので。
ただ残念ながら900点近くないと、英語力を全面的にアピールするのは難しいと思います。周りには英語のテストが得意な人がいっぱいいます。
しかし、大手企業の募集要項の中にTOEIC700点以上と言った足切りが存在することもありますが、それには引っかからなかったのでよかったです。
中には「TOEICだけが英語力じゃないでしょ」
と思う人もいるかもしれません。
その通りだと思います。
しかし、日本の企業でTOEICを重視しているのは事実としてあります。
企業によってはスピーキングテストを、会社の研修に導入していたり、変わりつつあるとは思いますが、少なくとも今後10年はTOEICの点数をとるだけで英語力の証明になると思います。
海外の研修を受けるチャンスをもらえる
僕の会社ですが、TOEICの点数が高いと、海外の研修を1.5ヶ月ぐらい会社のお金で行かせてもらえます。
もしも将来海外の案件に携わりたい人も、TOEICの点数が高いと言うだけで、他の人より携わることのできる可能性が高くなります。
とにかく自信になる
最後は気持ちの面ですが、やればできると言う成功体験になります。点数が上がった時の達成感は最高です。
今はTOEICではなく、スピーキングを伸ばそうとオンライン英会話をやっていますが、TOEICで作った下地がめちゃくちゃ役に立っています。
TOEICのおかげで英語に対する変な苦手意識も消え、オンライン英会話も続けることができていると思います。
短期間でも成果の出るTOEICの勉強は、コスパが良いです。
将来のためになることをやりたいけど何をすればわからない人は、是非TOEICの勉強やってみてください!
TOEICの点数800点あれば英語が喋れるのか【僕の主観】
結論としては、ほとんど喋れないと思います。
なぜなら、TOEICの勉強で「リーディング」と「リスニング」は勉強しましたが、「スピーキング」は勉強していないからです。
さらに言うと、TOEICでは「ビジネス単語」を覚えるのに対し、日常会話では「難しい単語を使わずに」話すため、覚えるべき単語が違います。つまり、全く関係ないとは言いませんが、同じ英語でも必要な知識が違います。
僕の周りを見ても、800点前後の人はほとんど喋れず、800点後半から900点を超える人は多少喋れるイメージです。英語を話すために900点を目指すのは少しコスパが悪いと思います。
もしも英会話ができるようになりたいと言う人は、英語を話す機会を作ることが必要です。
インプットした英語を、自分の頭で考えてアウトプットすることが大切になってきます。
周りに外国の友達がいるなら、その友達と話し続ければ英会話力は伸びると思います。
もし、外国の友達がいない人は、オンライン英会話を利用するのが費用も安く済むためコスパが高いです。
僕自身もオンライン英会話でレッスンを受け続けています。
自分が半年以上続けていて思うのですが、英語をアウトプットする場としては、費用が安いのに毎日アウトプットができて、めちゃくちゃコスパが高いなと感じています!
まとめ:金フレで単語を極めるとTOEICの点がついてくる
いかがでしたか。TOEICの勉強法に困っている人が少しでも参考になったら嬉しいです!
TOEICの点数を取るだけでいいなら、短期間で一気に勉強するのが1番効率的です。
短期集中で臨みましょう。
勉強のやる気が起きない人は、TOEICの点数が取れた自分を想像してみてください。少しやる気が出ませんか?
僕は本当にあの時一気に勉強しておいて良かったと、心から思っています。
やれば伸びるのがTOEICです。
一緒に英語学習を頑張りましょう
以上、ヒラノでした。